アポウィルブログ - アポウィルに関わるメンバーによる日々の綴り

問屋さんがんばって

時代の流れで、ジェネリック医薬品の使用もかなり浸透してきました。政府も医療費削減のため6割使用すべきだとか、各自治体や保険組合が、患者さん一人一人に、「先発品からの変更のすすめ」なるハガキなどのお知らせ通知をしており、それ自体を見せてくれる患者さんも何人もいます。もちろん強制的ではないのですが、行政などからの通知となれば、委縮してしまう方々が多いのが日本人の特徴なのではないでしょうか。

そこで、早速、薬局としては、ご用命のジェネリック医薬品を問屋さん(卸業者)に発注をかけるのですが、種類によっては、在庫がなく、「取り寄せ」、しかも、「メーカー発注しますので数日、場合によっては1週間はかかります」との返事。これでは正直、患者さんも、薬局も困ります。しかも、当薬局の取引ジェネリック専門の業者は、薬局が営業しているにも関わらず、土曜日が休み。これでは頼みたくても頼めません。呆れることもしばしば。

本当に患者さんのためと言うのであれば、もっと、仲買の卸業者さんにもがんばってもらいたいと思います。

休みなく仕事させてもらっております。

年末年始、お正月のお休みが6日間今年はありました。個人薬局なので、責任をもって、フルで仕事をしなければならない「能動的」な立場。誰かに仕事をさせられている、「受動的」ではないので毎日毎日緊張感を持って仕事場に立っています。

それ故、我々が、体調を崩せば、プロとしてのパフォーマンスを発揮することが出来ないばかりか、患者さんにも何かしらの影響を与えてしまうものです。(調剤が滞り、待ち時間が長くなるとか、うまく服薬説明したいにも、言葉が出てこないとか、、、)体の状態が悪いと、気持ちも乗らないし、心も重く、しんどく、場合によっては、投げやりになってしまうことすらあります。

もちろん、我々とて、人間ですので、その日の、心神の状態は全て満足いく日がないことも事実です。しかし、自分たちの薬局に、自分たち以上に辛い、厳しい、難病と言われているような病状の患者さんも来局してくださいます。その方々のためにも、満足していただけるように我々も日常管理を忙しい中でも行っていかなくてはならないと常々思っています。

次のまとまった休みは、5月のゴールデンウィークの4連休と、その他は幾日かの2連休だけで、またこの1年、2015年も終わっていくのかな。

季節は春へと進んで行くけれども

昨年12月22日に冬至、その日が一番、昼が短く、その日を境に、また徐々に陽の力が強くなっていきます。そう、春に向けて、いち早く動き始めた宇宙の動き。クリスマス、お正月での「新春、初春、迎春」を年賀状に書きしるし、2月には、節分、立春大吉を暦から迎えることになりますが、実際にはこの関東地区では、一番寒い、まさに冬本番の毎日であります。

昨年も2月に2週続けて土曜日に大雪が降り、出勤に大変な苦労をした苦い経験がよみがえります。春一番が吹いて、3月になると、桜の開花の便りとともに、卒業式や入学式など、「別れ、旅立ち、新たな出会い、新スタート」などまさしく春本番となります。

昨年末から今年初めには、世間で言われているように、インフルエンザの患者さんも来局され、ほとんどの患者さんには薬局内で、処方された特効薬であるイナビルを吸入してもらっております。早ければ早いほど効果的で、服薬指導も含めてですので、患者さんからしてもその方がありがたいのではないでしょうか?きめ細かい指導にも当薬局では患者さん一人一人心かけております。

そして、春と言えば、杉やヒノキなどの花粉症の患者さんには大変つらい季節ですが、しかも、この地区では、昨年よりも花粉の量は多いようです。眠くなりにくい内服薬も、しかもジェネリック医薬品も発売されているものもあるので、ご相談くださいませ。なんとか、より良い対処法を、我々と患者さんとで見出していけたらと思います。

昨年薬局の照明を全てLED電球に変えました。

昨年のノーベル物理学賞は「青色の発光ダイオードの発明、実用化」に関して、でしたが、その商品化された代表がLED電球でした。当薬局も普通電球で、寿命も数年で、切れかかるとチカチカと消えかかる始末。時代の流れで、思い切って、LED電球に変えました。

青色ではなく橙色が主ですが、明るさが全く違います。患者さんも、薬のシートの見方が違ったらしく、何人かは、「薬変わったの?」と言われたくらい、鮮やかに照らしています。しかも省エネ、耐久年数も長いとなれば言うまでもありません。経費との兼ね合いですが、少しずつ、新しい設備を導入していけたらと思います。

前の薬局さんは、90年代の半ばからこの薬局を立ち上げ運営しておりました。その期間も含めますと、約20年は経過しているので、あちこち、時代を経て、製品寿命についていけなく、ガタがきそうなものが、今後ますます出てきそうです。次は、エアコンかな?、トイレかな?、床や壁紙もかな?、キリがつかなくなりそうです。

新しい事務さんの採用

昨年のことになりますが、一年半勤めてくれた事務さんが、家庭の都合で急遽退職の申し出がありました。
仕事もソツなくこなしてくれて、何より患者さんに対しても、我々に対しても柔らかく優しい、ほんわかした感じで、言うなれば『癒し系』だった故に、我が薬局からいなくなる寂しさ、残念な思いと、その先に否応なしに待ち受け続く現実の業務を考え、ショックで頭を痛めました。

直ぐさま、求人募集をネットに掲載、業務の合間に、数人の応募を面接など行い、絞り込み作業を経て、無事後釜を見つけることが出来ました。もう既に2ヶ月が過ぎ、だんだん仕事内容、患者さんに接する流れ、この薬局の雰囲気にも慣れてきた感じです。責任者としてやれやれです。

これからしばらく、長い間、新しいこのスタッフ、メンバーで落ち着いて仕事していけたらと思います。当然のことながらこのように、募集、面接、採用、雇用契約の締結、給与支払い等含めて、我々が管理を行っております。個人薬局ですので、当たり前ですがそのような仕事も責任をもって行って参ります。

A薬局 オーナー HT

A薬局 オーナー HT

2014年5月、病院の薬局で働いていた妻を誘って、A薬局を引き継いでから4年目を迎えました。無我夢中で仕事に取り組んだ3年間でしたが、ようやく薬局経営にも慣れてきました。これまでの軌跡や私が目指している理想の薬局などについて語っていきたいと思います。このブログが、独立をめざしている薬剤師の方の参考になれば幸いです。

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