アポウィルブログ - アポウィルに関わるメンバーによる日々の綴り

ジェネリックの変更の話

これもシートの変更の話だが、GS1コードレベルの話ではなく、ジェネリック医薬品の幾つかは、商品名から一般名へと順次切り替わっているものが後から後から、次から次へと、発売されてきます。

薬局として困るのは、まず、事務さんなど、処方せん入力に戸惑ってしまいます。薬剤師も若い6年制で卒業したてなら、一般名の方が覚えているかとは思いますが、如何せん、私のような、現場で15年以上も、商品名に染まった調剤に関わっていると、いきなり名称変更には正直戸惑ってしまいます。(でも、すぐ慣れるようには努力しております、もちろんです。)

処方された薬のピッキング自体にも一瞬戸惑いますが、なにより、薬を保管しておく棚の配置に困ってしまいます。当薬局でも、「アロング」という商品名の医薬品が「ベタキソロール」にア行からハ行に、その逆に「トーワミン」が「アテノロール」にタ行からア行に鞍替えしたものなど幾つもあります。その都度、棚順を入れ替えるのも、他の薬との兼ね合いもあり一筋縄ではいきません。他の薬局さんでもお困りではないでしょうか?

もちろん、最終的には患者さんに説明して、ご理解してもらうのが、一番大切であることは言うまでもありませんが。ただでさえ薬の名前は難しい、一般名は何より難しい、患者さんもものすごく大変かと察します。

A薬局 オーナー HT

A薬局 オーナー HT

2014年5月、病院の薬局で働いていた妻を誘って、A薬局を引き継いでから4年目を迎えました。無我夢中で仕事に取り組んだ3年間でしたが、ようやく薬局経営にも慣れてきました。これまでの軌跡や私が目指している理想の薬局などについて語っていきたいと思います。このブログが、独立をめざしている薬剤師の方の参考になれば幸いです。

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