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AGジェネリック、それにしても一体いつから後発医薬品から変わったのか?

この1、2年ではあると思いますが、オーソライズドジェネリック(AG)なるものが発売されてきました。例えば、抗アレルギー剤のアレグラや降圧剤のブロプレス、抗菌剤のクラビットなどがあります。生き残りをかける、オリジナル先発メーカーと、ジェネリック後発品メーカーとの凌ぎあいにしか、患者からの視点でからは映りません。

AGは添加物など全く同じの、いわばヒートの名前のみが違うにすぎないのだから、添加物を気に掛ける医療関係者や患者さんからは信頼が得られるでしょうが、薬価が続発するメーカー品よりは若干高くなり、採用するにも薬局としても二の足を踏んでしまいます。戦略なのだから仕方ないのかもしれませんが、同じ中身なら、もっとオリジナルの先発品の薬価を下げて売れないのかとか思ってしまいます。

それに、AGではない続発ジェネリックは多少添加物などが違ってきますが、それが、むしろ危険なので、AGがあるのではないのかと患者さんが疑問に思う、むしろ不安を与えてしまいかねない問題かと感じますがいかがでしょうか。いずれにしても、今後も更に特許が切れて発売が予想される医薬品のこのAG問題が、良い面、悪い面、その両方がクローズアップされていくでしょう。

それにしても、一体いつから、「後発医薬品」から「ジェネリック医薬品」に通称が変わったのでしょうか?イメージ的な側面からか、あるいは、日本もグローバル化を果たしているからなのか?でも「オリジナル医薬品」よりも「先発品」とはいまだ一般的に言われるけどなぁ。いずれは、「オリジナルドラッグ」「ジェネリックドラッグ」と完全に言われるようになるのであろうか?

A薬局 オーナー HT

A薬局 オーナー HT

2014年5月、病院の薬局で働いていた妻を誘って、A薬局を引き継いでから4年目を迎えました。無我夢中で仕事に取り組んだ3年間でしたが、ようやく薬局経営にも慣れてきました。これまでの軌跡や私が目指している理想の薬局などについて語っていきたいと思います。このブログが、独立をめざしている薬剤師の方の参考になれば幸いです。

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