経営者としてA薬局を引き継いでから丸三年。妻と二人三脚、無我夢中で働いてきましたが、なんとかやってこられたのは、ひとえに患者さんが来局してくださったおかげです。
思えば3年前、当薬局の引継ぎは、急に話が決まったことから始まりました。
まず、店舗を引き継ぐためには会社が必要です。約1か月間という短い期間で、我々の会社を設立しました。厚生局や保健所などへの事務手続きと並行しながら、実際の現場に入ったのは引継ぎ2週間前。なんとか「我々だけでやっていける」という感触をつかんだのは正に直前。
今思うと、こんなに短い期間で、よく前経営者からスムーズにバトンタッチが出来たものだと我ながら感心します。そして引き継いでから1年目の途中。念願だった我々の会社名を冠にしたA薬局に店名を変更しました。
引き継ぎと店名の変更。この2つの大きなイベントを何とか乗り越え、今、この存在なのかと実感しています。
2014年5月、病院の薬局で働いていた妻を誘って、A薬局を引き継いでから4年目を迎えました。無我夢中で仕事に取り組んだ3年間でしたが、ようやく薬局経営にも慣れてきました。これまでの軌跡や私が目指している理想の薬局などについて語っていきたいと思います。このブログが、独立をめざしている薬剤師の方の参考になれば幸いです。