昨年のことになりますが、一年半勤めてくれた事務さんが、家庭の都合で急遽退職の申し出がありました。
仕事もソツなくこなしてくれて、何より患者さんに対しても、我々に対しても柔らかく優しい、ほんわかした感じで、言うなれば『癒し系』だった故に、我が薬局からいなくなる寂しさ、残念な思いと、その先に否応なしに待ち受け続く現実の業務を考え、ショックで頭を痛めました。
直ぐさま、求人募集をネットに掲載、業務の合間に、数人の応募を面接など行い、絞り込み作業を経て、無事後釜を見つけることが出来ました。もう既に2ヶ月が過ぎ、だんだん仕事内容、患者さんに接する流れ、この薬局の雰囲気にも慣れてきた感じです。責任者としてやれやれです。
これからしばらく、長い間、新しいこのスタッフ、メンバーで落ち着いて仕事していけたらと思います。当然のことながらこのように、募集、面接、採用、雇用契約の締結、給与支払い等含めて、我々が管理を行っております。個人薬局ですので、当たり前ですがそのような仕事も責任をもって行って参ります。
2014年5月、病院の薬局で働いていた妻を誘って、A薬局を引き継いでから4年目を迎えました。無我夢中で仕事に取り組んだ3年間でしたが、ようやく薬局経営にも慣れてきました。これまでの軌跡や私が目指している理想の薬局などについて語っていきたいと思います。このブログが、独立をめざしている薬剤師の方の参考になれば幸いです。