介護保険の「居宅療養管理指導」は、これまで2人の患者さんに対応して参りました。我が薬局はいわゆるパパママ薬局です。それに週数時間手伝ってくださるパート事務が1人の小規模薬局。とても営業時間内に患者さんの家まで出向いて管理指導することは出来ません。
薬局の営業時間が終わり次第、お伺いするというスタイルで承っております。具合が悪いにもかかわらず患者さんご本人、またご家族の方々含めて気を使っていただき、正直、ありがたいを通り越し、気が引ける感じもします。
しかし、お薬を服薬カレンダーにセットして、そのあとの世間話も含めますと、約1時間位かかります。相談等が長引き、午後7時、8時に患者さん宅を後にするということもよくあります。
在宅医療を行うことは、このように時間的にも精神的にも大変なことですが、同じくらいやりがいもあります。また機会があれば、我が薬局でも出来る限り対処していきたいと思います。
2014年5月、病院の薬局で働いていた妻を誘って、A薬局を引き継いでから4年目を迎えました。無我夢中で仕事に取り組んだ3年間でしたが、ようやく薬局経営にも慣れてきました。これまでの軌跡や私が目指している理想の薬局などについて語っていきたいと思います。このブログが、独立をめざしている薬剤師の方の参考になれば幸いです。